フグとは?


 フグを飼育する前に、フグのことを少し勉強しておきましょう。


画像をクリックすると、フグを販売しているサイトが見られます。


・フグは海の生き物というイメージが強いですが、川や湖などの淡水域にも、川の水が河口で海の水と混じり合う汽水域にも棲んでいる種類がいます。海のフグは基本的には川では生きることはできません。

・一般的にフグとは「フグ目フグ科フグ亜科」に分類される魚のことを言いますが、カワハギ、モンガラカワハギ、ハコフグ、ハリセンボン、マンボウもフグ目に入り、これらもフグの仲間と言えるでしょう。

・フグ目には約340種類がいて、そのうち約20種類が純淡水性のフグです。

・他の一般的な魚類とは、次の異なる点があります。

(1) 体内に毒を持つ(ほとんどのフグ科のフグと、ハコフグの仲間)。

 フグ科のフグの場合、食べなければその毒の被害に遭うことはありません。

 ハコフグの場合、ストレスなどで皮膚から毒を出します。その場合、同居の魚はダメージを受け、死に至ることもあります。


(2) 胃に空気や水を溜め、お腹を膨らませることができる(ほとんどのフグ科のフグと、ハリセンボンの仲間)。

 フグが膨らむのは、食べられそうになったり、体調が悪く苦しい場合など、非常時だけです。ダイバーがよく水中で膨らませてしまっていますが、フグはもっとお腹を膨らまそうとして、お腹が裂けてしまうこともあるそうです。また、膨らむことでフグは非常に体力を使うはずです。むやみに膨らませない様にしましょう。


(3) ヒレの数と使い方が違う。

 フグには腹ビレがありません。また、多くの魚は尾ビレを左右に振って前に進みますが、フグの場合、胸ビレをパタパタさせ、ホバリングさせて泳ぎます。そのため、あまり早く泳ぐことができません。特に、ハコフグの場合、体が四角いこともあり、非常に動きが遅く、同居の魚がいる場合、エサを食べられないこともありますので、注意が必要です。


・ほとんどの種は気が荒く、同種ではケンカをしてしまいます。基本的には1匹だけで飼育します。2匹以上では難易度がかなり高いでしょう。

・一部のフグを除いて、熱帯魚の中では丈夫で飼育しやすい方です。

・雑食と言われますが、それは何でも食べさせなければいけないという意味であり、フグ自身は食べるものをかなり選びます。

・歯が伸びやすく、エサが食べられなくなってしまうこともあります。その場合、歯切りが必要です。

※ 「歯切り」とは=エサを食べるのが困難になるくらい歯が伸びた場合、飼育者がハサミなどで歯を切ってあげることです。大変そうと思うでしょうが、それを心配する頃には、フグ飼育についてかなり詳しくなっているはずです。また、必ず伸びるわけではありません。歯切りの方法はまた別のページで説明しますが、必要な時が来るのはまだまだ先のことでしょう。

・人に良く馴れます。

・フグ飼育ブログが多く存在します。

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・純淡水フグでは、水槽内での繁殖成功例も聞かれます。カリノテトラオドン属(アベニー、アカメフグの仲間)に限っては性別を外見から判別できます。

 よく繁殖が聞かれる種類は、アベニーパファー、インドエメラルドパファー、インドシナレオパードパファーです。

・汽水〜海水フグでは、水族館以外では、産卵の例までで、繁殖成功例は聞かれません。

・フグの飼育書が発売されています。

 マリン企画 フグの飼い方

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