水槽を立ち上げる方法


 フグを水槽に入れるまでに、水槽を立ち上げておかなくてはいけません。その方法を説明します。


水槽が「立ち上がる」とは?


 水槽が「立ち上がる」とは、水槽が、フグを入れても問題がない状態になった事です。水槽に水を張り、ろ過器を動かし、ただ待っていても、それだけでは立ち上がりません。「立ち上がる」とは、具体的にはどういうことなのでしょう?

 フグや魚はエサを食べると糞をします。糞はやがて魚にとって有毒なものに変わります。また呼吸をするだけでも毒が発生します。毒は水槽の中にどんどん蓄積され、そのままだとフグは中毒死してしまいます。

 水槽にはろ過器(フィルター)を取り付けます。フィルターはゴミを濾し取る(こしとる)役目もありますが、熱帯魚飼育において、フィルターの最も重要な役目は、水槽に溜まる毒を、無毒なものに分解することなのです。

 毒を無毒にするのは、微生物(バクテリア)が行います。微生物は毒をエサにしています。毒を分解し、比較的無害なものにしてくれます。ろ過器はその微生物の家の様なものです。微生物は自然に発生し、ろ過器内や水に住み着き、毒を分解してくれます。

 つまり、フグが呼吸や糞をして、それで毒が発生しても、無毒にしてくれる微生物が水槽内に十分繁殖した状態で初めて「立ち上がった」と言えるのです。


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