まずやること

 ビンから早く出してあげることです。熱帯魚店で器具を買いそろえて準備し、ビンのフグを早く水槽に入れてあげましょう。一刻を争います。


買いに行ける熱帯魚店が無い場合

 器具を揃えるまでは時間がかかるため、応急処置をします。

(1) 通販で飼育器具一式を揃えましょう。比較的迅速に発送してもらえる通販店があります。必要な器具は後で説明します。

charm
←クリックで、ペット用品通販店の「チャーム」にジャンプします。

豊富な在庫、迅速な対応、値段が非常に安い、熱帯魚用品通販店です。
午後5時までに注文すると次の日に届きます。
また、関東なら+100円で朝9時までの注文は当日に到着。
3150円以上の購入で送料が無料です。
これ以降の説明の中に器具の写真が貼られていますが、クリックするとチャームで買い物することができます。



※ ここからは写真を使って説明しますが、緑色の液体の入った魚型の醤油差しをフグに見立てています。なお、小瓶はオリジナルのものとは異なります。水槽なども、このために用意した小型のものであり、この水槽でフグが飼育できるということではありませんので注意して下さい。




(2) フグを新しい水に入れてあげましょう。

 ビンの中の水は、見た目には汚れていなくても、フグにとって毒のもの(=アンモニア)が充満していて、中毒死するかも知れません。本当は新しい汽水にすぐに移してあげたいのですが、人工海水の素(=塩)が必要なため、すぐには準備できません。そこで、準備できるまでは真水に入れます。真水はミドリフグには合いませんが、真水に入れたからと言ってすぐにフグが死んでしまうわけではありません。

 バケツにカルキを抜いた水道水を入れます。カルキはフグにとって毒です。カルキは水道水を汲み置き、そのまま放置することにより、6時間ほどで自然に抜けるという実験データがありますが、カルキの量は地域によっても違いますので、注意して下さい。汲み置きの場合、エアレーション(ブクブク)したり、かき混ぜたりして、空気に触れさせることでカルキがより早く抜けるそうです。できればカルキ抜き(=ハイポやコントラコロラインなど)だけでもどうにか入手して、カルキを抜いた水を使った方が無難です。

「カルキを抜く方法 熱帯魚」で検索

※ 新しい水に入れることも、弱ったフグにとってはダメージとなりますので、それが原因で死んでしまうかも知れません。この辺りは「賭け」になるかと思います。小瓶の中の蓄積される毒(=アンモニア)の程度と、個体の強さによっては、フグを小瓶の中に入れたままでも、器具が揃うまでは持ちこたえてくれるかも知れません。新しい水に入れるかは、ご自分で判断して下さい。

※ 食塩では海水にはなりませんから、入れてはいけません。

※ 飼育に使うものには洗剤を使ってはいけません。熱帯魚にとっては微量な洗剤も猛毒です。

※ 100円ショップの「ダイソー」では、熱帯魚器具も何種類か扱っています。カルキ抜きも100円で買うことができます。もし、まだダイソーの営業時間の場合、今すぐにカルキ抜きを買いに行くと良いでしょう。

 ダイソーで売られている熱帯魚器具一覧(売られていることを保証するものではありません)

1カルキ抜き(利用できます)
2.サンゴ砂(利用できます)
3.プラケース(小さすぎてミドリフグの本水槽としては適していませんが、隔離用としては使えます)
4.エアホースとエアストーン(エアポンプが別に必要ですが、それは売られていません)
5.ウールマット(普通は上部フィルター(上部式ろ過器)に使いますが、それは売られていません)
6.人工水草(利用できます)
7.すくいネット(利用できます)
8.水温計(利用できます)
9.エサ(フグが食べそうな種類はありません)
10.砂利スコップ(利用できますが、必要ではありません)
11.ハムスター用陶器ブロック(フグの隠れ家として使えます)

※ 西友やマルエツなどのスーパーでもペットコーナーにカルキ抜き程度なら置かれている場合があります。我が家の近所のトライアルのペットコーナーはほとんどのものが揃います。深夜営業のドンキホーテでも入手できるでしょう。

※ 家庭用浄水器や、ミネラルウォーター、スーパーの無料の水なども使えるかも知れませんが、やったことがないのでわかりません。pHは7.0〜8.0くらいの水を選んだほうが良さそうです。ミネラルウォーターだと「ヴォルビック」や「南アルプスの天然水」です。スーパーの水は実際飼育に使用されている方も大勢いらっしゃいます。


(3) 水温を合わせます(水が冷たい場合)。

 フグに合う水温は26度前後ですが、まだヒーターが無く、保温できないため、ビンの水の水温(常温)に合わせます。水温計も無いでしょうから、指で比較するしかありません。お風呂にバケツを浮かべて、湯煎の要領で温めるのが良いでしょう。

※ フグは自分で体温を調節できません(水温=体温)。フグが耐えられるのは22〜30度くらいまでなので、水温を上げすぎない様に注意して下さい。また、急激な水温の変化も避けて下さい。


(4) フグの入ったままのビンの水を半分捨てます。




(5) バケツの水をゆっくり少しずつ足していきます。30分くらいかけましょう。急に新しい水を入れるとショック死する場合があります。




(6) 水がいっぱいになったら、もう一度、(4)〜(5)を繰り返します。


(7) フグをバケツの中に入れます。




(8) このままだと酸欠になりますから、時々何かカップで水を掬い(この時、振っても良いでしょう)、それをまたバケツに戻します。つまり、バケツの中の水を循環させるのです。水は水面で空気に触れることによって、酸素を蓄えます。



このまま、器具が到着するのを待ちましょう。

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