水槽の設置

 器具が揃ったら、すぐに水槽をセッティングしましょう。

※ 水槽や器具、砂などを洗うときは洗剤を使ってはいけません。



(1) 水槽を洗う。

 浴室などで、水槽を水道水で洗います。主に内側をスポンジで軽く擦ります。



(2) 器具を洗う。

 買い揃えたものを水道水で軽く洗います。そのまま使っても問題はないのですが、プラスチックのぬめりを取っておくと良いでしょう。ただし、電源プラグ部分など、水を付けてはいけない部分もあるので注意しましょう。



(3) サンゴ砂を洗う。

 サンゴ砂はゴミがたくさん含まれています。バケツにサンゴ砂を入れ、米を研ぐ要領で、水道水で良く洗っておきましょう。何度も水を交換して洗います。完全にとぎ汁が透明になることはありませんので、気の済むまでということになります。良く洗っておかないと、水槽の水が白く濁り続けることがあります。



(4) 水槽を設置する。

 空の水槽を、置きたい場所に置きます。靴箱の上などは思いつきがちですが、きちんと強度を調べておきましょう。水漏れが起こった場合、その被害は想像以上のものです。また、台に傾きがあると、部分的に重さが加わり、水槽が割れやすくなるので注意しましょう。バックスクリーンを貼る場合は、設置の前に貼っておきます(貼る方法は両面テープでも外からセロテープでも何でも良い)。水槽の底がプラスチックの土台になっていない場合(底がガラスのまま)は、底に薄いマットを敷いた方が良いでしょう(細かいゴミなどでガラスが割れてしまわない様に。RG-30はマットは必要ありません)。



(5) 底面フィルターの設置。

 組み立てて、底に置くだけです。外掛けフィルターと接続する場合は位置に注意しましょう。水中ポンプ式の場合は、まだ電源を入れてはいけません。



(6) サンゴ砂を敷く。

 底面フィルターを使う場合には、3〜5cmくらい敷き、そうでない場合には少し薄めに敷きます。傾斜を作る必要はありません。例え作ってもすぐに平らになってしまいます。



(7) 外掛けフィルターを設置する。

 簡単な組み立てのあと、フチに引っかけるだけです。底面フィルターと接続して使う場合は、ここで接続します。ろ材は活性炭が使われているため、そのまま取り付けると水が黒くなります。水道水で軽く濯いでおきましょう。まだ電源を入れてはいけません。



(8) その他器具の設置。

 ヒーター、水温計、その他、投げ込みフィルターやアクセサリがある場合が、ここで設置しておきます。まだ電源は入れてはいけません。特にヒーターは、水槽に水が入っていない時に電源を入れると空焚きで壊れてしまいます。



(9) 汽水を作る。

 バケツに水道水を入れます。作りたい量を入れられるバケツがない場合は、2回に分けて作りましょう。

 カルキ抜きを適量入れてかき混ぜます。コンディショナー(アクアセイフなど)がある場合は、同時に入れます。

 次に、人工海水の素(以下、塩)を入れます。この量によって比重が決まります。

※ 比重とは、海水の濃さのことを言います。真水(淡水)の比重が1.000で、海水の比重は、海域、水温によっても違いますが、普通1.023とします。塩の量を半分にすると、23÷2=11.5で、比重は1.0115ということになります。

 ミドリフグを飼育するのに適した比重というのは特にわかっていませんが、1.004〜1.016くらいで良いと思います(ただし、一度その比重にフグを入れたら、その後比重が大きく変化しないように管理します)。比重が高いほど、微生物(バクテリア)の繁殖は遅れます。最初は比重を低く設定した方が良いでしょう。

 仮に、1.004にするとします。1リットルの海水を作るのに35g入れると書かれている塩(シーライフなど)の場合、35×4÷23=6.08で、1リットルに対しおよそ6gにします。15リットル作る場合は、塩の量は6×15=90gということになります。

 はかりに空の計量カップを乗せ、ゼロの位置を合わせておきます。はかりを見ながら計量カップに塩を入れて、適量を用意します。

 バケツの水道水に塩を入れてよくかき混ぜます。塩の粒がまったく見えなくなるのが理想です。

 汽水を作ったら、比重計がある場合、念のため比重を確認しておきましょう。



(10) 水槽に汽水を入れる。

 計量カップで汽水を掬い、水槽の中に入れていきます。勢いよく砂に水を落とすと、砂が平らではなくなってしまうので、何か板状のものを砂の上に敷き(写真では外掛けフィルターのフタを敷いています)、そこに水を落とすと良いでしょう。外掛けフィルターの水が落ちてくる部分の先に水が付くくらいの水位で良いと思います。



(11) 器具のスイッチを入れる。

 電源プラグを差し込み、外掛けフィルター、底面フィルター、ヒーターのスイッチを全部入れます。外掛けフィルターは呼び水をしなくてはいけないタイプがほとんどです(テトラのATシリーズは呼び水不要)。注意して下さい。



(12) 水温が上がるまで待つ。

 水温が26度くらいで安定するはずです。それまで待ちます。ヒーターをよく見ると、周辺の水がユラユラとしているのが見えるはずです。26度付近でそのユラユラが止まることを確認しておくと良いでしょう。ヒーターが初期不良品でないことを確認する意味です。

 これで水槽のセッティングは終了です。

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